シグマMOUNT CONVERTER MC-11はα7 IIの強い味方なのだ

ども、北村(@kitamura_sa)です。

カメラ好きのあいだでは、カメラやレンズ、関連するアクセサリーが増えることを「生える」といいます。仕事帰りにふらりと中古屋さんに立ち寄った拍子に、本人にはそのつもりがないのになぜか荷物が増えたりする。まるでなにもなかった地面から草の種が芽を吹いて花を咲かせる。そんなふうにも見えるところから「生える」というわけです。

が、ぶっちゃけ、そんなのはただのいいわけにすぎません。「買う気はなかったんだけど」なんてセリフは96%は嘘っぱちで、残りの4%にしたところで財布が軽くなった実感は持っているんですから、「頭の中の天使がそうささやいたんだよ」というのとたいして違いません。

という話はうっちゃっておいて。特に新しいカメラを手に入れた直後は、いろんなアイテムがいろんなところから生えがちなので注意が必要です。α7 IIの場合、いちばんに気をつけないといけないのはMC-11。シグマのマウントコンバーターです。

さて、マウントコンバーターというのは文字どおりマウントを変換する道具のことで、一般にはマウントアダプターのほうがとおりはいいです。MC-11の場合は、レンズ側がキヤノンEFマウントのものと、シグマSAマウントのものがあって、ボディ側はソニーEマウント。つまり、α7 IIなどが対象となっています。

対応レンズは、キヤノンEFマウントまたはシグマSAマウントのシグマ製レンズ、というちょっとややこしい状態になっていて、ようはキヤノンの純正レンズやキヤノンEFマウントのタムロンやトキナー製のレンズについてはちゃんと動くかどうかの保証はありません。

もっとも、シグマ製レンズでも、動作保証があるのは、いわゆるSGV(シグマ グローバル ビジョン)レンズだけで、具体的には製品名に「Art」「Sports」「Contemporary」のいずれかがついたレンズにかぎられます。

じゃあ、それ以外のレンズはどうなのかというと、シグマ製レンズやキヤノン純正レンズは、ものにもよりますけど、だいたいは動くようです。ただし、AFが遅かったり、ピントがふらふらと迷ったり、露出がちょっとあやしかったり、そういうことはありえます。そのへん、ある程度の我慢強さを持てるのであれば使えなくもない。という感じです。

どうして「11」なのかは謎ですが、お値段は税別37,500円。大手量販店などでは税込み3万円ちょっとで売られてます。

α7 IIを買うと自然に生えてくるアクセサリーがこちら。シグマMOUNT CONVERTER MC-11は、α7 IIにSAマウントレンズを装着するマウントアダプターです。

ワタシの場合、革新的スタイリングと超絶的画質が売りのミラーレスカメラ、シグマsd Quattroを持っているものですから、シグマSAマウントのレンズはすでに何本か持っています。なので、MC-11を手に入れると、α7 IIに使えるレンズが一気に増えるわけです。

おわかりいただけるでしょうか。α7 II用の純正レンズは、いちばんお高いのは30万円オーバー。「あ、これよさそう」なのが軒並み10万円越えだったりするんで、そうそう簡単には手が出ません。

なものですから、3万円ちょっとの出費で使えるレンズが何本か増やせるなら、超経済的。お買い得。買わなきゃ損。みたいな感じになっちゃうわけで、しかも、純正レンズを買うよりずっと安上がり、みたいな思い込みもあったりするんで、むしろ節約したんだよ、オレは、って感じなわけです。ほんと、タチ悪いですね。

まあ、カメラも趣味が高じるといろんなものが「生える」ようになります。ひどいのになるとフィルター1枚からレンズが生えたり、マウントアダプターからカメラが生えたりとか、いやそれは確信犯だろう、ってのもいっぱい出てきます。ええ、ほんとにタチが悪いんですよ。

そんなこんなで、ワタシのところにもMC-11が生えちゃったんですね。すいません。ほんと、タチが悪いもので。

ちなみに、ワタシが持っているシグマSAマウントのレンズは、18-35mm F1.8 DC HSM | Artと50mm F1.4 DG HSM | Art、それからマクロ 105mm F2.8 EX DG OS HSMとAPO マクロ 150mm F2.8 EX DG OS HSMの計4本です。

名前の末尾に「Art」がついた2本はSGVレンズなんで、MC-11にも対応してます。ただし、18-35mmはAPS-Cサイズ向けのレンズですから、フルサイズのα7 IIでは周辺部がケラレてしまいます。「APS-Cサイズ撮影」機能をオンにすればケラレずに撮れますが、フルサイズの画角が欲しくてα7 IIを買ったのに、それをわざわざAPS-Cサイズにするのはもったいない。と思うとあんまり付けたい気持ちにはなりません。

それはさておき、50mm Artだと、位相差AFもコントラストAFもそれなりにきびきび動いてくれます。AF-C(コンティニュアスAF)でも、まずまずのスピードで追従してくれますから、動きがそれほど速くない被写体なら追いかけられそうな、そんな感じはします。たぶんですけどね。

一方、2本のマクロレンズはMC-11非対応レンズです。動作の保証はありませんが、遅いなりにAFも動いてくれます。合いさえすればピントの精度も問題なさそうですけど、まあ、MF専用と考えておいたほうが無難でしょう。2本とも最新設計ではありませんが、とてもシャープな描写力を発揮するレンズですから、じっくり撮りたいときとかには問題なく使えます。

そんなこんなで、ボディといっしょに買ったFE 85mm F1.8と合わせて4本のレンズが使えるようになったわけですから、ワタシ的フルサイズのレンズシステムはぐっと充実したといえます。

あと、今のところ、広角系がまったくない状態なんで、そちらもなるはやで手を打ちたいところですが、どのレンズを生やすのかはまだ決めかねている状態です。お財布事情もありますからねぇ。さて、どうしたものでしょうか。

α7 IIにMC-11経由で50mm F1.4 DG HSM | Artを付けて撮った画像をいくつか貼っておきます。これはF5まで絞って撮ったもの。画面全体が素晴らしくシャープです。
α7 II 50mm F1.4 DG HSM | Art F5 1/500秒 ISO100

絞り開放で撮った駐車禁止の立て札。周辺光量が少し落ちてますが、逆にいい雰囲気で写ってくれてます。
α7 II 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.4 1/5000秒 +0.7EV ISO100

これも絞り開放。ピントが合った部分のシャープさがすごいのと、背景から浮き上がってくる感じがいい出してくれてます。
α7 II 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.4 1/3200秒 +1.0EV ISO100

少し絞ってF3.5。背景のボケがとても自然でなめらかです。
α7 II 50mm F1.4 DG HSM | Art F3.5 1/160秒 +0.7EV ISO100

絞り開放に近いF1.7で撮ったもの。背景の木漏れ日がきれいな形の玉ボケになってるのがわかります。
α7 II 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.7 1/1000秒 +0.7EV ISO100

絞り開放でもピントが合った部分はとてもシャープに写ってくれます。
α7 II 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.4 1/1600秒 +0.7EV ISO100

こういう立体感のある写りをするレンズって撮っていて楽しいです。画像を見ながらにまにまできます。
α7 II 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.4 1/1000秒 -0.7EV ISO100

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