Warning: Undefined variable $post in /home/kaemarublog/doyacame.net/public_html/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12

Warning: Attempt to read property "ID" on null in /home/kaemarublog/doyacame.net/public_html/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12

H&Y REVORINGが実現するネジネジいらずの快適フィルターワーク!

このサイトの記事は広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品などを購入すると、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

フィルターワークといえばネジネジがつきもの。

レンズにフィルターを取り付けるのにも外すのにもネジネジしないといけないし、レンズとフィルターのサイズが違えばステップアップリングのネジネジまではさまってくる。

正直言うと、ワタシはあの面倒くささが嫌で、それで長いこと見ないふりをしつづけてきたのである。

そんなワタシがフィルターワークをやってみようと思う気になったのは、H&YのREVORINGとMagneticフィルターを見つけたからだ。

あまりにも気に入ってしまったものだから、勝手に宣伝してしまうことにした次第。ワタシ同様、ネジネジが面倒くさくて嫌ーい!という人にこそご一読いただきたい。

公式サイトのREVORINGのページはこちら。Magneticフィルターのページはこちら

サイズ違いのレンズにREVORINGひとつで対応できる

REVORING

REVORINGを作っているのは香港のH&Yというメーカーだ。角型フィルターのジャンルでは世界的に素晴らしい評価を得ていて、マルミなどにもOEM供給を行なっている。

というのもあって、ワタシの中での信頼度はわりと高めである。

そのH&Yから3年以上の研究開発とフィールドテストを経てデビューしたのがREVORING。世界初の可変式ステップアップリングだ。

クラウドファンディングで大成功をおさめたREVORINGは、世界中のYouTuberや風景カメラマンといったディープなフィルターワーカーのあいだで絶大な人気商品となっている。

取り付けはTurn・Hold・Releaseの3ステップ!

REVORINGがどういうものなのかを雑に言うと、「うそみたいに素早く着脱できて、いろんなレンズに使える可変式のステップアップリング」ということになる。

REVORING

レンズへの取り付け方が製品にもプリントされているとおり、「Turn」「Hold」「Release」の3ステップ。レンズに取り付けるには、

REVORING

STEP 1 Turn(回す)

REVORING

後枠をつかんで前枠を時計回転(プリントしてある矢印の方向に回す)。そうすると内側の穴の部分に絞り羽根みたいなのがうにょにょっと出てくる。

STEP 2 Hold(持つ)

REVORING

この絞り羽根状のパーツはバネの力で引っ込もうとするので、もどらないように指で押さつつ、レンズの前枠にあてがって、

STEP 3 Release(離す)

REVORING

手を離す。うにゅにゅっと出ていたパーツがしゅるんっと引っ込んで、端の爪がレンズのフィルターネジにフィットする。そういう仕組みだ。

両手を使わないと着脱できないのはもうひとつスマートさに欠けると思うが、REVORINGのすごさはここじゃない。

フィルター径が違ってもそのまま着けられる

注目するべきは、ひとつのREVORINGで複数のフィルター径のレンズに対応できるところ。

ワタシが買った52-72mmのタイプだと、

REVORING

フィルター径が52mm径のレンズにも、

REVORING

72mm径のレンズにも着けられる。

REVORING

もちろん、そのあいだのサイズのレンズにも対応可能、という意味だ。

で、使えるフィルターのサイズは77mm径。なので、77mm径のレンズにアダプターリングをネジネジしておけば、REVORING 52-72mmと77mm径フィルターとで、

  • 52mm
  • 55mm
  • 58mm
  • 62mm
  • 67mm
  • 72mm
  • 77mm

の7つのフィルター径のレンズに使えてしまう、ということ。

この範囲で足りる人なら、あとは必要なフィルターをそろえていけばいい。ほかに買わないといけないものはない。

そのうえ、どのフィルター径のレンズにも同じ着け方、外し方でいける。撮影現場で「67-77mmのステップアップリングはどこだ?」とか探さなくていい。

つまり、着脱の手間がシンプルで、いくつものステップアップリングを持ち歩く必要がないから、荷物もコンパクトにおさまる。というのがREVORINGのメリットのひとつだ。

アダプター以外はネジネジ不要のMagneticフィルター

REVORINGとMagneticフィルター

一方、Magneticフィルターは磁石でくっつける式の円形フィルター。ワタシ的おすすめは「NDフィルターKit」と「CPLフィルターKit」をひとまとめにした「Professional set」だ。

風景を撮るのに役立ちそうな、

  • CPL(円偏光)フィルター
  • ND8(3段減光)フィルター
  • ND64(6段減光)フィルター
  • ND1000(約10段減光)フィルター
  • アダプターリング×2
  • マグネット式キャップ
  • ポーチ

がそろっていて、しかもお値段は20%OFF。2つのキットを別々に買うより5,552円6,352円もお安いんである。

とりあえずでフィルターワークを楽しんでみようというのにはちょうどいいんではないかと思う。

もうちょっと凝ったことがやりたいなら、画面内の輝度差を整えるのに役立つ「バランサーGND(グラデーションND)」とか、夜景や逆光で遊べる「Black Mist」あたりを買い足すといい。

※2022年7月に価格改定が行なわれた(いろいろ値上がりしてせつないんである)ので数字を修正しました。

カッチンと取り付けられて重ね付けもらくちん

Magneticフィルターの使い方も簡単だ。

REVORING

アダプターリングを着けるのだけはネジネジが必要だけど、

REVORINGとMagneticフィルター

これは家にいるうちにやっておけばいい。ので、現場ではネジネジフリーである。

フィルターの枠と専用のアダプターリングには強力な磁石が埋め込んであって、互いに近づけると、

REVORINGとMagneticフィルター

カッチン、と吸い付いてくれる。外すときは剥がす感じでグイッとやればいい。

当然だけど、フィルターの重ね使いもらくちんそのもの。

REVORINGとMagneticフィルター

CPLの上にNDを重ねるのも、さらにその上にNDを追加するのも、カッチンでOK。

効き具合をちょうどいい感じにセットしたCPLが、NDをネジネジするときにズレてしまう、なんてイライラ事案も起きない。

ネジネジなしのフィルターワークがめちゃめちゃ快適

で、REVORINGとMagneticフィルターを組み合わせると、フィルターまわりの手間ががっつりと減る。もう笑っちゃうぐらいに楽になるんである。

どんなふうに、どれぐらい楽になるのかも少し書いておく。

高濃度NDフィルター使用時の手間が大幅に軽減

たとえば一眼レフで濃いめのNDフィルターを使うとき。

6段減光のND64ぐらいになるとかなりファインダーが暗くなる。カメラにとっては光量不足だからAFがあてにならなくなる。と言って画面真っ暗だとMFもあやしい。それどころかフレーミングすら決まらない。

なので、ピント合わせやフレーミングとかはフィルターを外した状態でやるのが基本。フィルターなしで準備を整えてから、フィルターを着けてシャッターを切る、という手順になる。

滝とか渓流とかを撮りにいくとなると、1日中フィルターを着けたり外したりを繰り返すことになる。そのたびに、いちいちネジネジしなくちゃならない。考えるだけでうんざりする。

これがMagneticフィルターだと、着けるのも外すのも簡単らくちんワンタッチ。

さあ、あなたのフィルターワークからネジネジを消し去れたら、どれだけ快適になるでしょう?想像してみてください。てなもんである。

レンズ交換時のフィルターの移動もらくちん

もうひとつ。フィルターワークで地味にくたびれるのが、レンズ交換にともなうフィルターの移動だろう。

今までならフィルターを外してステップアップリングを外してレンズを交換して装着したレンズに合うサイズのステップアップリングを探して着けてフィルターを着けなおす、というのをひたすらネジネジしなくちゃならなかった。たぶんだけど、あいだに溜め息の3つ4つぐらいは挟まるはずだ。

それがREVORINGとMagneticフィルターの組み合わせだと、

REVORINGとMagneticフィルター

それまで使っていたレンズから、

REVORINGとMagneticフィルター

フィルターごとREVORINGを外して、

REVORINGとMagneticフィルター

レンズを交換したら、

REVORINGとMagneticフィルター

REVORINGを着けなおす。以上で完了である。

ここで、えっ、まじ?ってなった人は、REVORINGとMagneticフィルターの組み合わせで幸せになれるはずだ。

「瞬時に」なんて書いたらうそになるけど、たぶん20秒ほどもあればいけるだろう。これもたぶんだけど、溜め息もなしのはずだ。

一応、念のために書いておくと、ほんとはフィルターはいったん外したほうが安全面ではいいと思う。でもまあ、自己責任でやる分にはフィルターごと引っ越しちゃってもいいんじゃないかな。あくまで自己責任ですけど、そのほうが手っ取り早いしさ。

広角レンズでのケラレやすさには要注意

一番の心配材料は広角レンズでのケラレだろう。

Magneticフィルターは枠の部分に磁石を埋め込んである関係で、普通のネジ込み式フィルターに比べて内径が小さめになっている。

Magneticフィルター

そこにREVORINGの厚みも加わるのだから、どうしたってケラレやすくなる。

REVORINGとMagneticフィルター

実際、72mm径のシグマ16-28mm F2.8 DG DN ContemporaryにREVORINGとMagneticのCPLを着けたら、

REVORINGによるケラレ

思い切りケラレた。

このレンズのために52-72mmのを選んだだけにちょっとがっかりしたけど、72mm径のレンズならほかにも持っているから困ることはない。負け惜しみモードだが。

むしろ、見た目が大人げないことのほうが気になると言えば気になるかもしれない。

なにしろ、REVORING自体がそこそこにでかい。52-72mmのだと外径が104mmほどある。

REVORINGとMagneticフィルター

62mm径とかのレンズだとむしろごつくなってえらそうなぐらいに見えるが、55mm径とかの小さなレンズに着けるとこうなる。

REVORINGとMagneticフィルター

ほらね。大人げない。

もっとも、見映えをうんぬんするようなアイテムでもないし、気にしないことにしよう。うん。

フィルターワークを快適にしたいならREVORINGは超おすすめ

もし、フィルターワークはお金がかかるし手間も多いからなぁ、という理由で手を出さずにいたのなら、REVORINGとMagneticフィルターの組み合わせはぜひ試してほしいアイテムだ。

動画がメインの人なら同じREVORINGでも可変ND+CPLフィルター内蔵タイプが使いやすいだろうし、あるいはフィルター沼の深みを目指したいなら角型フィルターのシステムを選ぶべきだろう。

しかし、フィルターワークをやってみたいけど初期投資はなるべく抑えたいという人や、コンパクトで手間のかからないフィルターシステムを探している人にとっては、REVORINGとMagneticフィルターの組み合わせは文句なしにおすすめだ。そこは全力で断言しておく。

↑公式サイトのREVORINGのショップページへのリンクです。

↑公式サイトのMagneticフィルターのショップページへのリンクです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA