さまよいがちな小指の置き場所を考えてみた

ども、北村(@kitamura_sa)です。

α7 IIといえば、小指の置き場問題は素どおりできません。

なにしろ、α7 IIはフルサイズのカメラとしては小型軽量なので、グリップも小振りです。手の大きなワタシが握ると小指が少しあまってしまうんです。

で、レンズがFE 85mm F1.8みたいな軽いものなら問題はありませんが、シグマの50mm F1.4 DG HSM | Artみたいな重めのレンズを付けたときには、もうちょっとホールド感が心もとないなぁ、ってなっちゃいます。というのもあったりするので、なんらかの小指置き場が必要なわけです。

α7 II用としては縦位置グリップVG-C2EMが用意されていますし、α9と同時に登場したグリップエクステンションGP-X1EMも対応しています。

が、縦位置グリップは税別35,000円するにもかかわらず、外装の素材がエンジニアリングプラスチックで、ちょっとがっかりなんですね。もちろん、ホールド性はぐぐっとよくなりますし、縦位置での操作性もばっちりです。ただ、質感が質感が質感が、って感じなわけです。

一方のグリップエクステンションはたった73gという軽さに加えて、ボディのグリップとの一体感のよさが素晴らしい。底面が平らじゃないのを嫌う人もいるみたいですけど、ワタシ個人はなかなかいいデザインだと思ってます。お値段は税別12,800円。けして安くはありませんが、アルミ製でつくりもしっかりしています。

ただし、電池室カバーを覆い隠す構造なのと、三脚ネジ穴がふさがるのは困りものです。バッテリーの交換は、ネジをちょいとゆるめてくりんと回せばいいので対応はまだらくですけど、三脚に取り付けられなくなるのは問題です。

今日は手持ちオンリーと決めて出かけるときはいいですけど、仕事だと三脚が必要なシーンが出てきます。それと、ちょっと前からアルカスイス互換のクイックシュー派なもので、グリップエクステンションを使おうとなると、相当に面倒くさいことになるわけです。手持ち撮影時のサポートとしては優秀なアクセサリーではありますが、三脚撮影時の圧倒的面倒くささを我慢してまで使いたいものでもありません。ということで、こちらも却下。

結果、選んだのがRRS(=Really Right Stuff)のプレートです。

RRSはアルカスイス互換のクイックシュープレートや自由雲台、三脚などをつくっているアメリカのメーカーで、日本では今年(2017年)の春に銀一が取り扱いをはじめました。それ以前はRRSのウェブサイトから購入するしか入手方法がなかったようです。もちろん、この方法は今でも有効です。ネットで検索すると、RRSのサイトでの買い物のしかたを細かく解説しているページが見つかりますから、安くあげたいなら海外通販にチャレンジしてみるのも手です。

さて、α7 IIに対応するRRSのプレートは2種類あって、小指置き場としても使えるのは「BA7R2」という底面全体を覆うタイプ。α7 II、α7R II、α7S II共用で、別売の「BA7R2-L」というパーツと組み合わせると、縦位置でクイックシューに装着できるL型プレートになります(この2つをセットにした「BA7R2-L Set」もラインナップされています。

RRSのα7 II用プレート(のベース部分)。電池室の部分に切り欠きがあって、防滴性を確保するためだろうゴムっぽい素材のものが貼り付けられています。

縦位置で三脚に載せるとき用のLコンポーネント。ベース部分と組み合わせて使用します。

ベース部分だけ付けるとこんな感じ。

Lコンポーネントも付けた状態。専用タイプなので当たり前だけどジャストフィットします。

お値段はプレートだけなら$75(L型プレートのセットだと$175)。そんなにばか高くはないですけど、送料が$50ぐらいかかります(札幌値段かもしれませんけどね)。ので、トータルで考えるとけっこうな金額になってしまいます。

細かいことを気にしないなら、Amazonあたりで同じような製品が数千円で売られていますので、そちらから選んでもいいでしょう。ただ、見た感じ、ちょうど小指の先の当たるあたりが変に出っ張っていて、握ったときのおさまりがあまりよくなさそうに思えます。

α7 II系のカメラは電池室のカバーがボディ底面の端ぎりぎりまで張り出しているせいで、プレートを付けた状態でバッテリー交換できるようにするのにその部分を出っ張らせないといけないのでしょう(そうしないと電池室のカバーが開閉できなくなります)。そのぶん、ホールド性がちょっと悪くなるんじゃないかという気がします。

一方、RRSのは凝ったつくりを採用して、その問題をクリアしています。電池室のカバーをボディからはずしてプレート側に取り付けるようになっているのです。この構造のおかげで、小指の先が当たる部分をあまり出っ張らせなくてもいい。なので、安心して小指が置けるわけです。

実際、ボディ単体だと小指の先の半分ほどが握りきれずにはみ出す感じだったのが、RRSのプレートを付けると、まあぎりぎりではあるんですけど、きっちり握れます。手の大きなワタシが大丈夫なんですから、普通の人なら問題はないでしょう。気になっていた小指のおさまり具合もばっちりで、これなら重めのレンズを装着したときの安定感も増し増し。少々重くなったのが気にはなりますが、握りやすさも三脚への着脱のしやすさもアップしてくれたので大満足です。

そういうわけで、α7 II系のカメラで小指置き場にお悩みであれば、RRSのプレートをおすすめしたいと思う次第であります。

電池室のカバーをプレート側に取り付けられる仕様なのがこのプレートの特徴。

もちろん、プレートを付けたままでもバッテリーの交換は可能です。てか、できねーと困りますよね。

グリップを握ったときに小指の先が当たるあたりに変な出っ張りがないので、素直に握れます。これ、すごく大事。

プレートの着脱に必要な六角レンチを収納する場所があるのもユニークな点。落っこちないように磁石でくっつくようになってます。

三脚(正確には雲台ですけどね)に取り付けた状態。こちらは横位置。

縦位置で取り付けるとこんな感じ。カメラの重心が三脚の中心からずれないので安定感があるのと、雲台を倒して縦位置にするのと違って、カメラの位置が低くならないのがいいところです。

E-M1 Mark II用(これも専用タイプ)はこんな感じ。バリアングル液晶モニターが干渉するのでLコンポーネントは付けてません。

sd Quattroには専用タイプがないので汎用のMC-Lというのを付けてみました。幅が合ってませんけど。

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