ども、北村(@kitamura_sa)です。
今回は、やっちまいました、な話を書いていきます。やっちまいました、というのは、もちろん、フルサイズ。久しぶりのフルサイズです。
前回までで考えていたとおり、カメラはソニーのα7 IIです。発売は2014年の12月なんで、それなりに時間も経ってますし、どうせすぐにα7 IIIとかが出ちゃうでしょうから中古でもいいやと思っていたんですけど、いろいろあって、思いなおしての新品です。
ファーストレンズはFE 85mm F1.8をチョイス。こちらも新品です。ほんとは85mmより100mmのほうが好きなんですけど、FE 100mm F2.8 STF GM OSSはすごくお高いうえにかなり重いのでパス。写りはいいんでしょうけどね。それに85mmも嫌いなわけじゃない。というのもあって85mmを選んだ次第です。
あと、アクセサリーキットACC-TRWもゲットしました。というのは、α7 IIは、ワタシが嫌いなUSB充電なんですね。
たいていの場合、USB充電だと充電中はカメラの操作ができません。ほかのメーカーのはどうか知りませんけど、ソニーのカメラはダメっぽいです。
これがどうしていやなのかというと、たとえば、作例を撮りに行って帰ってきて、原稿を書きつつカメラの設定状態を確認したり、メニューの内容を調べたり、そういうことをするのに、いちいち充電を中断しないといけない。そのたびに、USBケーブルを抜いたり挿しなおしたりしないといけないわけで、それが面倒くさい。やりたくない。だから、単体の充電器が欲しいわけです。
ちなみに、USB充電の所要時間は、ゼロ→フルで約150分。前に使っていたα6000(APS-Cサイズのミラーレスカメラでバッテリーは同じもの)は約310分だったので、半分以下になってます。とはいえ、2時間半というのはけして短い時間ではありません。
寝てるあいだに充電すれば、と思う人もいるでしょうけど、α7 IIのバッテリーライフはファインダー撮影時で約270枚、モニター撮影時でも約350枚。最低でも2本のバッテリーが必要で、だから充電するのも1本終わったら次のに交換して、というのが前提です。寝ているうちに、というわけにはいかないんですね。
もっとも、ワタシ以外にも面倒くさがりなヤツがいるらしく、α7R IIとα7S IIには、USB充電用のACアダプターのほかに、単体の充電器(旧型のBC-VW1だけど)も付属してたりする。ようは、USB充電だけじゃダメなんだ、ってことをソニーさんもちゃんと把握してるわけです。
というのもあって、単体の充電器を買い足しましょう、という話です。
付属のリチャージャブルバッテリーパックNP-FW50に対応しているのはバッテリーチャージャーBC-TRWというタイプです。わりとコンパクトなコンセント直挿しタイプで、ゼロ→フルの充電時間が約220分。USB充電よりも時間はかかりますが、放置プレイでOKなので、気分的に楽。旧型のBC-VW1より約30分早いです。旅行用にはUSB充電のほうがかさばらなくていいかもしれませんけど、自宅で使うぶんには単体充電器のほうが便利でしょう。いざというときには、単体充電器とUSB充電の合わせ技で、2本同時に充電できますから、持っておいて損はしません。
で、某バシ.comとかで見ると、この記事を書いている時点で税込みで5,740円。バッテリーは税込み8,510円ですから、合計で14,250円。安くないですね。
ところが、この2つがセットになったアクセサリーキットACC-TRWというのがあって、こちらだと税込みで10,670円なんですね。同じものが3,580円も安く買えちゃうんです。はっきりいってお得です。
というのを、ワタシは某バシカメラの店員さんに教えていただいたのですけれど、知らないとがっつり損しちゃいます。ワタシゃ人間がせこいもんですから、こういう差は大事にします。お小遣いに響きますからね。
それと、こういう情報をきちんと出してくれる店員さんも大事にしましょう。
というわけで、α7 IIとFE 85mm F1.8で撮ったのをいくつか載せておきます。