ユザワヤで買った目玉シールでα7R IIIのボタンを押しやすくしたのだ

α7R IIIに動眼シールの記事のアイキャッチ

α7R IIIを操作していて感じるのは各部のボタンが押しやすくないことである。

ボタンの突出量の小ささ、つまり、高さが足りないのが原因ではないかと思っている。

背が低いうえに、ボタンの中央に突起を設けるといった手探りで見つけやすくする工夫や配慮もない。

素手でもわかりづらいボタンは、手袋をするとさらに見つけづらくなる。手探りで見つけられないとファインダーをのぞきながらの操作にさしつかえてしまう。

そして、冬の札幌は手袋なしでカメラに触るのはつらい土地柄である。ほかの人たちはいったいどうやってしのいでいるんだろう。不思議で仕方がない。

というのはさておいて、ボタンが押しづらいα7R IIIの操作性を少しはマシにできる方法を考えてみた。

かかるコストは税込み105円。見た目はあまりよろしくないが、効果は抜群だ。

動眼シールでボタンの高さをかさ増しする

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「動眼」というものをご存知だろうか。

おもちゃの人形とか小さなぬいぐるみの目に使うパーツである。

透明なプラスティックのケースに黒くて丸いパーツが入っている。入れてあるだけなので、揺すると動く。それがきょろきょろする目の動きのように見える。そこから「動眼」と言うのであるらしい。

動眼はおもに手芸用品店で手に入る。100円ショップの手芸コーナーに置かれていることもあるが、種類の豊富さでは専門店のほうが上だ。

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ワタシが手に入れたのは直径が7mmのシールタイプである。ユザワヤのオリジナル商品のように思われる。40個入りで税別98円。税込みでもたった105円である。使うのは少しなので、残りは無駄になってしまうが、このお値段なら気に病むこともない。

ちなみに、裏面が粘着シールになっているタイプと、ボンドで貼り付けるタイプがある。簡単にもとにもどせるほうが安心なこともあるので、シールタイプを選んでもらいたい。ボンドが必要なタイプしか手に入らない場合は、両面テープも合わせて用意すればいいと思う。

α7R IIIの場合、AF-ONボタンなどは直径が6mm。なので、ほんとは6mmのが欲しかったのだが、ユザワヤにはソニーユーザーがいないのだろう(個人の偏見である)、5mmと7mmしか置いていなかった。

サイズが小さいと押しづらいかもなぁ、と思って大きめの7mmのを購入した。が、あとで考えれば、安かったんだし両方買っときゃよかったと思う。

ついでながら、直径7mmと書いてあったが、定規を当てて計ってみると7.5mmぐらいある。厚みは3mmほど。

これをα7R IIIのボタンに貼り付けて、高さをかさ増ししよう、というわけである。

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操作性、操作感、見た目など

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見た目は正直なところ、お馬鹿っぽい。ボディだけで30万円を超えるカメラに対して、この仕打ちはないと思う。

が、前にお見せした100円ショップの派手色シールよりはだいぶマシだと思う。五十歩百歩かもしれないが。

肝心なのは押し心地である。

これはもう格段によくなった。あくまで個人の印象でしかないが、ワタシ的にはとてもいいと思っている。

α7R IIIの場合、AF-ONボタンやAELボタンは背面上側の、少し上に傾いた面にある。そのため、やや上から押し下げるような押し方をしないといけない。

が、そうするには垂直な面にあるボタンを押すのと比べて、親指をよぶんに深く曲げて押さないといけなくなる。

それが動眼でかさ増ししたおかげで、親指を無理に曲げずに押せるようになった。

動眼をはがしてノーマルな状態にもどして押し比べたりもしてみたが、貼ったほうがはるかにいい。押しやすい。格段に快適になった。と思う(個人の印象です)。

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特に、C1ボタンとモードダイヤルのロックボタンには効果的だった。

C1ボタンは人さし指をぐっと曲げて押さないといけない場所にあるが、かさ増ししたおかげで人さし指の第1間接あたりで押し込む感じでいけるようになった。指がつる心配がなくなったのがうれしい(もちろん個人の印象です)。

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モードダイヤルのロックボタンは背が低いくせにお仕込みが深め。人さし指で押しながら、親指と中指でダイヤルをつまんでまわすことになるのだが、ダイヤルの径が小さくてクリックが重めなうえにファインダー部に近いせいで指がつかえてしまう。

ワタシが不器用なだけと言われるかもしれないが、1回の操作で1クリック分をまわすのがせいっぱい。まわす操作に気を取られるとロックボタンを押している人さし指の力がゆるんでまわせなくなったりもする。

モードの変更操作はそんなに頻繁にやるものでもないが、いちばん使うAモード(絞り優先AE)と次によく使うMモード(マニュアル露出)のあいだにSモード(シャッター優先AE)があるおかげで、この2つを行き来するだけでけっこうなストレスになってしまう(あくまで個人の印象です)。

それがかさ増ししたおかげで、ボタンを押す人さし指がずっと楽になった。

今までは、よいしょ、よいしょ、とまわしていたのが、ほいほい、というぐらいの感じでまわせてしまうのだ。

さらに、ボタンの突出量が大きくなった分手探りででもボタンの場所がはっきりわかるようになった。手袋をしていてもボタンのありかがしっかりわかるし、ずっと快適に操作できる。

ワタシ的には効果は絶大だったのである。

注意点など

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問題点、注意点もある。

C1ボタン、C2ボタン、Fnボタンは押す面が平たい形状なのでわりとぴったりと貼り付いてくれる。

が、AF-ONボタンとAELボタンは凸形状となっている。つまり、押す面が少し膨らんでいるのである。

そのせいで、貼った動眼が少し浮いてしまう。シールの粘着力のおかげで貼り付いてはいるものの、ぐらぐらしてしまうし、ズレやすいし、なにかに引っかかってはがれてしまうかもしれない。バッグへの出し入れの際、あるいは服などにすれて、ということも考えられる。

それと、モードダイヤルのロックボタンは直径が5mmと少し小さい。はみ出た動眼の粘着シールの部分が、ロックボタンの周囲の部分に貼り付いてしまうのだ。

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まあ、貼り付いてもしばらくするとボタンのバネで、ぽこっ、と浮き上がってくる。

逆に言えば、押して貼り付いているあいだはモードダイヤルのロックがない状態なのでまわし放題になる。そのほうがらくちんだったりもする。

それはいいが、ロックボタンを押しっぱなしにするかっこうになるので、いくぶんかは負荷がかかることになる。その程度で壊れるようなことはないと思うが、絶対に安全だとは言いきれない。

そのへん、ノーリスクではないことはご理解いただきたいところである。

それと、耐久性だとか強度だとかはまるっと考慮していない。使っているうちに傷んだりはがれたりは当然ありうる。

が、まだ残りは34個。全部取り換えたとしても5セット分はある。なので、そのへんは深く考えないことにする。

あと、動眼を貼ったせいで不具合や不利益が生じた場合にもワタシはいっさいの責任は負わない。試すなら自己責任で、ということである。

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まとめ

シャッターボタンの高さや深さ、軽さを調整してくれるサービスをやっているメーカーはある。シャッターボタンにネジ込んだり、貼り付けたりするアクセサリーもある。

が、シャッターボタン以外のボタンをカスタマイズするサービスやアクセサリーはあまりないと思う。

ほんとはこういうのをソニー自身がやってくれるのがいちばんいい。もうちょっと背の高いボタンに交換してくれるのがベストだと思う。

が、たぶんソニーはやらないだろう。

だから、どこか物好きな用品メーカーさんが、このアイディアを拾ってくれないかなぁ、と思っていたりする。

実機からきちんと型をとって、ぴったりサイズのかさ増しボタンを作ってくれたら、案外によろこぶ人は多いのではないかと思う。

ちょびっとだけ期待していよう。っと。

 

 

1 Comment

Akira Tanaka

>お馬鹿っぽい。ボディだけで30万円を超えるカメラに対して、この仕打ちはないと思う。
1/10の価格のカメラでも、そうでしょう。ですが、必要は発明のハハ。ですね。工夫は若さの特権ですね。私は67歳、良い機材はへたっぴでもそれなりの絵を得られますのでボランティア仕事のWEBサイトにアップしております。ふと、おとずれてときどき見ております。「XXっぽい」シリーズ記事期待しております。

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