異世界感たっぷりのアート空間「石山緑地」を紹介しますよ

ども、北村(@kitamura_sa)です。

札幌は観光都市でもあるんですけど、普通の観光客はまず足を運ばないだろうと思われる場所もいろいろあります。石山緑地(いしやまりょくち)もそのひとつです。

石山緑地は札幌市南区にある公園で(住所は〒005-0849北海道札幌市南区石山78です)、札幌軟石(市内でよく見かける灰色の石造りの建物の多くにこの石が使われています)の採石場の跡地を利用したランドアートになっていて、景観がちょっと日本じゃないっぽい素敵な場所なものですから、ここでも紹介しておこうかなと思った次第。作例を撮りに行ったついでのカットをいくつか載せてみます。

ちなみに、札幌駅からだと豊滝行きのじょうてつバスに乗って石山中央停留所で下車。あとは徒歩で10分ほどで着くようです。一応、念のために書いておきますけど、札幌市内の公園は冬場は閉鎖されてる場所も多いんで、雪のある季節は行っちゃダメですからね。それと行くなら夏の晴れた午後がいちばんです(もちろん、個人的な意見ですけど)。

公園は南北2つのブロックにわかれていて、北側はテニスコートやゲートボール場とかもある普通の公園なので、正直、わざわざ見に行く価値はないです。見どころは南側のブロック。ワタシも作例写真を撮るのに何度か足を運んでますが、日本っぽさとか北海道っぽさとか、そんなのはまったくなくて、とにかく、普通じゃない感が味わえる不思議な場所なのです。

さっき書いたとおり、もとは採石場だったところで、そこを「CINQ(サンク)」という北海道在住の造形集団がデザインしてこしらえたランドアートなのだそうで、切り崩された岩山の断面と生い茂る緑、そこに造形作品が点在するという、冷静に考えればかなりなんじゃらほいな空間だといえます。

石造りの塔からつながる渦巻き状の水路が子どもたちの遊び場になっている水の広場「スパイラルスプリング」、樹々の緑、空の青とのコントラストが鮮やかなジャングルジムのオブジェ「赤い空の箱」、マチュピチュを思い浮かべる階段状の窪地で野外ステージとしても使われることがある「ネガティブマウンド」、あっけらかんとした明るい芝生の広場の端に無造作に石のオブジェがちりばめられた「午後の丘」などだけでも十分楽しめますが、あずま屋のベンチや照明の柱、水飲み場といった公園内の設備も石と鉄を組み合わせたアート作品になっていて飽きさせません。

しかも、平日ならほとんど人気はありませんから気分は貸し切り。見放題の撮り放題です。ワタシ的には超広角は必須。24mmぐらいでも悪くはないでしょうけど、17、18mmぐらいのワイドがあったほうが楽しめると思います。長いほうは中望遠までで十分でしょう。ただし、まれにキツネが顔を出すことがあるのと、この近くの川っぺりでシカを目撃してますんで、そういう出会いに期待するなら望遠も用意しておくといいでしょう。

なお、近くにカフェ、手打ちそば、コンビニもありますんで、お腹が空いてもそんなに困ることはないと思います。ぜいたくを言わなければですけどね。

今回のお伴はオリンパスE-M1 Mark IIとソニーα7 IIの2台。オリンパスは広角担当です。写真は「スパイラルスプリング」の石の塔。ここから水が流れ落ちてきます。
E-M1 Mark II M. ED 7-14mm F2.8 PRO F8 1/500秒 -0.7EV補正 ISO200 9mm(18mm相当)

α7 IIは50mm F1.4 DG HSM | Artとマクロ 105mm F2.8 EX DG OS HSMの2本を使ってます。で、105mmで撮った洞窟。中には入れませんでしたけど。
α7 II + MC-11 マクロ 105mm F2.8 EX DG OS HSM F5.6 1/400秒 -2.3EV補正 ISO100

つくられたものなのか、たまたまこうなっちゃってるのかよくわからない岩の風景。
α7 II + MC-11 50mm F1.4 DG HSM | Art F5.6 1/800秒 -0.7EV補正 ISO100

少し斜めに建っている「赤い空の箱」。上からの景色も見どころです。お盆時期でも人口密度はせいぜいこんな感じ。
E-M1 Mark II M. ED 7-14mm F2.8 PRO F6.3 1/800秒 -0.3EV補正 ISO200 7mm(14mm相当)

「ネガティブマウンド」では音楽などのイベントも開かれるそうです。人気がないから超広角でも余裕のフレーミングっす。
E-M1 Mark II M. ED 7-14mm F2.8 PRO F8 1/500秒 -0.3EV補正 ISO200 7mm(14mm相当)

「ネガティブマウンド」そばのとがった岩山。日差しがあったほうがコントラストがいいんで、晴れた午後がおすすめなわけです。
α7 II + MC-11 50mm F1.4 DG HSM | Art F6.3 1/500秒 -0.7EV補正 ISO100

「ネガティブマウンド」の中央の石のアーチをクローズアップ。Artレンズで撮るのが楽しい被写体です。
α7 II + MC-11 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.7 1/3200秒 ISO100

同じアーチを超広角で。すっきりした青空もいいですが、ほどよく雲があるのもよいです。
E-M1 Mark II M. ED 7-14mm F2.8 PRO F8 1/500秒 ISO200 7mm(14mm相当)

ほんと、札幌市内でこういうのが撮れるなんて誰も思いませんよね。それにしても、50mm Artの絞ったときのシャープさときたら。もうたまりません。
α7 II + MC-11 50mm F1.4 DG HSM | Art F5.6 1/1000秒 -0.3EV補正 ISO100 -0.3EV補正

ライトアップ用と思われる照明も足の部分は石造りだったり。
α7 II + MC-11 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.4 1/2000秒 0.3EV補正 ISO100

石の壁というか塀というか。
α7 II + MC-11 マクロ 105mm F2.8 EX DG OS HSM F5.6 1/320秒 -0.3EV補正 ISO400

外灯の脚部。こういうところも石と鉄を組み合わせたアート作品になってて楽しいです。
α7 II + MC-11 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.4 1/4000秒 ISO100

「午後の丘」に転がっている石のオブジェ。開放絞りのArtはほどよく周辺光量が落ちていい感じです。
α7 II + MC-11 50mm F1.4 DG HSM | Art F1.4 1/2500秒 ISO100 0.3EV補正

無造作に放置されてる感でいっぱいです。そして絞ったときの隅々までシャープな描写は風景にもばっちり。
α7 II + MC-11 50mm F1.4 DG HSM | Art F5.6 1/125秒 0.3EV補正 ISO100

あずま屋のベンチ(といっていいのかどうか)。暑い日だと日陰の石はひんやりしてとても気持ちいいです。
α7 II + MC-11 マクロ 105mm F2.8 EX DG OS HSM F2.8 1/160秒 ISO100

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